大串貝塚ふれあい公園(水戸市)
水戸市塩崎町にある、大串貝塚周辺を整備した公園です。
水戸市街より国道51号線を大洗方面へ向かうと、常澄あたりで右手に大きな白い像が目に入ります。いったいなんなんだろうと思うこと数年。
白い像の正体は、この大串貝塚ふれあい公園の巨人像「ダイダラボウ」でした。
素敵な公園でした
広さはあまり無いですが、それほど人がいないので、ゆったり遊べそうな芝生。
ダイダラボウの像の前には、ダイダラボウの足跡という、足の形をした池。
駐車場も無料だし、トイレは「埋蔵文化財センター」にあるし、何より混んでいないのがいいですねえ。
水戸市街から少し距離があるからですかねー。
ダイダラボウの脇を歩くと、隣接する学校の横からずっと遊歩道のようになっていました。この時期(9月)はもちろん枯れていましたが、アジサイがビッシリ。これは5〜6月頃アジサイの季節はキレイかもしれないですね〜。
国指定史跡でもある大串貝塚
縄文時代前期(約5000年以上前)に形成されたという大串貝塚、「常陸国風土記」に記載があり、文献に記録された貝塚としては世界で最も古く、これにまつわる巨人伝説とともに有名なのだとか。
その巨人というのがダイダラボウ、なんだそう。
遊歩道を降りていくと、「貝層断面観覧施設」があって、貝塚の様子を見ることが出来るようですが、虫が沢山飛んでいそうな山の中なので、今回はパス。(その先に遊具があるようでした。こちらも今回はパス)
古代の住居を復元した建物もあって、ちょっとした社会科見学でした。
ダイダラボウにのぼってみる
高さ15メートルの巨人像「ダイダラボウ」
この地には大昔、体の非常に大きな人が住んでいたそうだ。
ここから海に手をのばし、大はまぐりをとって食べたんだと。
大串貝塚はその巨人が食べた貝がつもって岡になったそうだ。
大串貝塚ふれあい公園パンフレットより
お尻側からしか全体像を撮れず残念。。。
国道からも見える巨人像。ダイダラボウの中に入ってみましたよ!
階段をのぼると、2つ外に出られる場所があります。1つは台座の部分。ぐるりを一周出来ます。2つ目は手のひら。3人ギリギリ立てるほどのスペースしか無いですが、水戸の田園風景が望めます。
大人にはなんて事の無い高さですが(ダイダラボウは15m)4歳児には新鮮だったようで「すごーい!」を連発しておりました。
感想
国道から見えるダイダラボウ、ずっと気になっていたので念願叶って嬉しかったです。
そんなに広くは無いですが、きちんと整備された、キレイな公園、庭園でした。
すぐ先に大洗海岸もあるし、もっと観光スポットとして見直してもいいんじゃないかなあ〜。
☆
>>大串貝塚ふれあい公園
水戸市塩崎町1064-1
この記事がお気に召したら、いいね!お願いします♪
最新情報をお届けします
結婚と同時に茨城県に住んで7年。6歳娘(1年生)の母。 カメラの練習を兼ねて県内のあちこちを楽しんでいます。 →詳しいプロフィールはこちら
コメントを残す